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プラグインの組み込み

 プラグインは以下の手順で組み込みます。

  1. プラグインの取得
     使用するプラグインをダウンロード等により取得します。
  2. 関数名を調べる。
     取得したプラグインに、おそらく添付されているであろうドキュメントを読み「関数名」を調べてください。 プラグインを使用するためには、少なくともこの「関数名」を知る必要があります。
  3. インストール
     適当な場所にプラグインのライブラリを格納してください。 これから記述する「プラグイン設定ファイル」にフルパス名を記述するのであれば、必ずしも「LD_LIBRARY_PATH」が設定されたディレクトリである必要はありません。
  4. プラグイン設定ファイルの記述
     「主筆」がプラグインを読み込むためには、この「プラグイン設定ファイル」を記述する必要があります。 プラグイン設定ファイルのフォーマットはWindowsのINIファイルと同じ形式で記述します。
     各プラグインごとに一意なセクション名をつけ、各セクション内に以下のキーと値を設定してください。
    キー
    PluginNameプラグイン名を指定してください。半角アルファベットで重複しない限り、任意の名前を付けることができます。
    LibraryNameプラグインのファイル名を指定してください。おそらくは、「何とか.so」とかいう名前のファイルかと思われます。
    FunctionNameドキュメントに記述されているはずの「関数名」を指定してください。
    MenuLabelメニューで使用する文字列を指定してください。ここで指定した文字列は、後述するリソースファイルでの設定より優先されます。
     そのほか、プラグインによってはほかのキーと値を設定しなくてはならない可能性もあります。
  5. リソースファイルの設定
     まず、リソースの「pluginConfigFileName」に「プラグイン設定ファイル」のパス名を指定する必要があります。
     次に、各プラグインを呼び出すメニューの項目の設定を行います。 メニューで使用されるボタンウィジットの名前は「TEPI_プラグイン名」となります。 よって、たとえば、プラグイン名が「myplugin」であれば、
    TaEdit*TEPI_myplugin.labelString: 私のプラグイン(W)
    TaEdit*TEPI_myplugin.mnemonic: W
    TaEdit*TEPI_myplugin.accelerator: CtrlW
    TaEdit*TEPI_myplugin.acceleratorText: Ctrl+W
    
    と記述すれば、メニューの文字列が「私のプラグイン」となり、Altキーとともに使用するニーモニックは「W」、ショートカットキーは「Ctrl+W」とする事ができます。
 これでプラグインが使用可能になるはずです。

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