機能
2 つのデータ x,y について,それぞれの母集団の分布の広がりに差があるかどうか Ansari-Bradley 検定を行う.
形式
z = ansaribradley( x,y )
パラメータ
x, y : 入力データ (Series,Snapshot)
z : 検定結果 (Series)
z : [0] : 検定統計量
z : [1] : p 値
解説
両群の標本数
とする.
両群のデータを合わせて大きい順・小さい順に順位
を付ける.但し,同じ値には,それらの値が異なると考えた場合の順位の平均値を付ける.データが少ないほうの一群
について順位の総和を取り,検定統計量 A とする.
の場合,
Ansari-Bradley の数表を参照する.
または
の場合,
が偶数のとき,
検定統計量 A は正規分布
で近似されるため,
について,
を算出する.
が奇数のとき,
について,
を算出する.
参照
石村貞夫 (1990) : 『統計解析のはなし』,pp265-271,東京図書.