ansaribradley

機能

2 つのデータ x,y について,それぞれの母集団の分布の広がりに差があるかどうか Ansari-Bradley 検定を行う.

形式

z = ansaribradley( x,y )

パラメータ

  1. x, y : 入力データ (Series,Snapshot)

  2. z : 検定結果 (Series)

    1. z : [0] : 検定統計量

    2. z : [1] : p 値

解説

両群の標本数 とする.

両群のデータを合わせて大きい順・小さい順に順位 を付ける.但し,同じ値には,それらの値が異なると考えた場合の順位の平均値を付ける.データが少ないほうの一群 について順位の総和を取り,検定統計量 A とする.

  1. の場合,

    Ansari-Bradley の数表を参照する.

    または

  2. の場合,

    1. が偶数のとき,

      検定統計量 A は正規分布

      で近似されるため,

      について, を算出する.

    2. が奇数のとき,

      について, を算出する.

参照

石村貞夫 (1990) : 『統計解析のはなし』,pp265-271,東京図書.

Last updated: 2005/03/31