Subversion サポートを活用するためには、システムに Subversion クライアントソフトウェアをインストールする必要があります。IDE がサポートしている Subversion クライアントのバージョンは 1.3.x 以降です。IDE の Subversion サポートは、コマンドを実行するための Subversion クライアントとの対話によって機能します。
Subversion は、バイナリパッケージの形式で次のリンクからダウンロードできます。
この Subversion のサイトはバイナリのダウンロードファイルの品質を保証するものではありませんが、これらのファイルを用いれば、より簡単に作業を進められるでしょう。たとえば、Microsoft Windows システム用のバイナリ実行可能ファイルは、システムおよび IDE が Subversion のインストール環境を認識できるように環境変数を設定します。インストーラを使用しない場合は、Subversion のインストール手順に厳密に従って、システムに対するすべての設定を適切に行なってください。
Mac を使用している場合は、IDE で Subversion 実行可能ファイルのホームフォルダを手動で登録する必要がある場合もあります。詳細は、「Subversion のガイドツアー」の「Subversion 実行可能ファイルのパスの指定」を参照してください。
Subversion クライアントの設定が終わったあとは、IDE の 「バージョン管理」>「Subversion」メニューから Subversion のコマンドを実行できます。Subversion リポジトリからファイルをチェックアウトするには、「バージョン管理」>「Subversion」>「チェックアウト」を選択します。チェックアウトの過程で、IDE は、バージョン管理されたファイルのローカルコピーとそのステータス情報が格納される作業用ディレクトリを自動的に登録します。
すでに (Subversion client 1.3 以上を使用して) Subversion リポジトリからファイルをチェックアウトしていて、それらのファイルが、開かれている IDE プロジェクトの一部であるか、「お気に入り」ウィンドウに追加されている場合、IDE は、それらをバージョン管理下にあるファイルとして自動的に認識します。そうしたファイルに対する Subversion コマンドは、Subversion のメニューから実行できます。あるいは、ファイルまたはフォルダを右クリックして Subversion のサブメニューから選択することもできます。