プロジェクトエンコーディングについて

関連項目

デフォルトでは、IDE で新規に作成されたプロジェクトに UTF-8 文字エンコーディングが使用されます。このエンコーディングは、ASCII 文字セットに含まれていない文字を IDE がどのように解釈するかを決定します。作成する新規ファイルは、その格納プロジェクトで設定されたエンコーディングを使用して、表示および保存されます。エンコーディングのプロパティーを変更する場合、IDE ではその操作を手動で行うことができます。

文字エンコーディングの設定

プロジェクトの文字エンコーディングを手動で変更する

  1. 「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトのノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
  2. 「カテゴリ」の下の左列で、「ソース」を選択します。
  3. 「エンコーディング」ドロップダウンリストで、プロジェクトに適用する文字エンコーディングを選択します。「閉じる」をクリックします。新しいエンコーディングが、作業中のプロジェクトに適用されます。

IDE でのエンコーディング検出

IDE では、FileEncodingQuery(FEQ) レイヤーモデルが実装されています。FEQ は、特定のファイルに対する読み取り/書き込みに使用できるエンコーディングについての情報を取得するためのインタフェースです。レイヤーモデルでは、次の階層に基づいて、エンコーディングが優先順位付けされます。

  1. ファイル FEQ。ファイル内に宣言されたエンコーディングの値。
  2. プロジェクト FEQ。セッション内の現在のグローバルプロジェクトのエンコーディングの値。
  3. フォールバック FEQ。IDE が実行されているロケールのエンコーディング。

古いプロジェクトを開く

以前のバージョンの IDE (5.x を含む) では、FEQ が実装されていませんでした。したがって、古いバージョンから作成されたプロジェクトは、システム環境によって設定されるデフォルトロケールなどの、フォールバック FEQ を使用して開きます。


関連項目
ファイルエンコーディングについて

著作権と商標について