「MySQL サーバープロパティー」ダイアログ
関連項目
このダイアログでは、MySQL データベースサーバーへの接続のプロパティーを設定できます。このダイアログを開くには、「サービス」ウィンドウで MySQL サーバーノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
「MySQL サーバープロパティー」ダイアログでは、2 つのタブで、MySQL データベースサーバーへのアクセスのプロパティーを設定できます。
「基本プロパティー」タブ。このタブでは、次のプロパティーを設定できます。
- サーバーホスト名。MySQL サーバーのホスト名を入力します。デフォルトのホストは localhost です。
- サーバーポート番号。データベースのポート番号を入力します。MySQL データベースサーバーのデフォルトのポート番号は 3306 です。
- 管理者のユーザー名。MySQL サーバーに管理者アクセスするための管理者ユーザー名を入力します。データベースを作成または削除するには管理者アクセスが必要です。
- 管理者パスワード。サーバー管理者のパスワードを入力します。空白のパスワードも有効です。
- パスワードを保存。IDE にパスワードを記憶させる場合に選択します。選択すると、それ以降のデータベースへの接続時に、ユーザー名とパスワードの入力を求められません。また、「パスワードを保存」プロパティーは、True に設定されます。
- パスワードの保存は、セキュリティー上の問題があることを意味します。MySQL のパスワードは、IDE のユーザーディレクトリ内のプロパティーファイル config/Preferences/org/netbeans/modules/db/mysql.properties に保存されます。セキュリティーが心配な場合は、パスワードを保存しないことを選択するか、このファイルへのアクセスが、承認されたユーザーおよびグループに制限されていることを確認します。
「管理プロパティー」タブ。このタブでは、次のプロパティーを設定できます。
- 管理ツールのパスまたは URL。MySQL サーバーの管理に使用するツールのフルパスまたは Web URI を入力します。
- 引数。管理ツールの引数がある場合はこのフィールドに入力します。
- 起動コマンドのパス。MySQL 起動コマンドの場所を入力するか、参照します。これは、MySQL インストールディレクトリの bin フォルダにある mysqld のパスであることが多いです。このプログラムを実行するには管理者権限が必要である場合があります。その場合、管理者権限を持つユーザーで NetBeans を実行するか、または Unix を使用している場合は gksu を使用します。gksu を使用するには、起動コマンドを /usr/bin/gksu (またはシステム内での gksu の実際のパス) にしてから、mysqld のパスをコマンドへの引数にします。
- 引数。起動コマンドの引数がある場合はこのフィールドに入力します。
- 停止コマンドのパス。MySQL の停止コマンドの場所を入力するか、参照します。これは、MySQL インストールディレクトリの bin フォルダにある mysqladmin のパスであることが多いです。起動コマンドと同様に、このプログラムを実行するには管理者権限が必要である場合があります。詳細は、「起動コマンドのパス」を参照してください。
- 引数。起動コマンドの引数がある場合はこのフィールドに入力します。コマンドが mysqladmin の場合、引数は通常 -u root stop です。
- 関連項目
- Netbeans IDE での MySQL の使用
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