NetBeans IDE での MySQL の使用
関連項目
NetBeans IDE には MySQL データベースのサポートが用意されています。ローカルマシンのデフォルトのポートで実行中の MySQL サーバーが検出された場合、「サービス」ウィンドウで「データベース」ノードの下に「MySQL」ノードが表示されます。このノードは、次の場合にも自動的に登録されます。
- IDE で認識可能な MySQL のインストールが検出された場合。現在、Macintosh では MAMP、Windows では XAMPP です。
- MySQL 接続が登録されている場合。接続に定義されているプロパティーを使用して「MySQL」ノードが自動的に登録されます。
- ユーザーが MySQL への新しい接続を作成する場合。その時点で、「MySQL」ノードが自動的に登録されます。
「MySQL」ノードを右クリックすると、次のオプションが表示されます。
- データベースを作成。サンプルデータベースを含む、データベースを作成するためのダイアログが開きます。
- 起動。データベースサーバーを起動します。ユーザーがこのアクションを選択したときに起動コマンドまたは停止コマンドが設定されていなかった場合、コマンドを設定するよう求められます。
- 停止。データベースサーバーを停止します。ユーザーがこのアクションを選択したときに起動コマンドまたは停止コマンドが設定されていなかった場合、コマンドを設定するよう求められます。
- 接続。IDE を MySQL データベースサーバーに接続します。
- 接続を解除。IDE を MySQL データベースサーバーから切断します。
- 削除。「MySQL」ノードを削除します。また、そのノードは削除済みとマークされるため、ユーザーが次回 NetBeans を起動したときに、そのノードは自動的に再登録されません。「データベース」>「MySQL サーバーを登録」を使用して、手動でノードを登録する必要があります。
- 再表示。現在のサーバーの状況に合わせてデータベースのリストを再表示します。
- 管理ツールを実行。実行時に登録されている管理ツールが起動します。プロバイダは管理ツールを別個のシステムプロセスとして起動するか、または Web ベースのツールの場合、指定の URL がデフォルトのブラウザで開きます。管理コマンドが設定されていない場合、ユーザーがアクションを選択したときに、コマンドのパスを設定するよう求められます。
- プロパティー。サーバーの重要な設定を構成するためのダイアログが開きます。これにはタブが 2 つあります。1 つは基本設定用、もう 1 つは管理コマンド (起動、停止、管理) へのコマンドパスの設定用です。
「MySQL」ノードを展開すると、IDE で検出された MySQL データベースがノードの下に表示されます。データベースを右クリックして、データベースに接続するか、データベースを削除できます。
IDE が「MySQL」ノードを自動的に検出して登録しなかった場合は、手動で登録できます。この場合、サーバーを登録するための新しいサブノードが「データベース」ノードにあります。「データベース」ノードを右クリックすると、次のオプションが表示されます。
- 新規接続。「新規接続」を選択すると、「データベースの新規接続」ダイアログが表示されます。
- MySQL データベースを登録。IDE が「MySQL」ノードを自動的に検出して登録しなかった場合に、ユーザーが手動で登録できます。「データベース」の下に、サーバーを登録するための新しいアクションが表示されます。
- デバッグを有効。デバッグモードを有効にすると、IDE によって SQL 文が「出力」ウィンドウへ送られ、そのウィンドウに文のログを表示できます。デバッグモードでは、すべての SQL 文がリスト表示されるのではなく、確認できないコマンドのみが表示されます。たとえば、データを表示するための SQL クエリーは記録されません。
- デバッグを無効。デバッグ機能を終了します。
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関連項目
- データベースへの接続
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