XML および DTD エディタのプロパティー
関連項目
IDE では、XML や DTD ファイルを編集するときのソースエディタの動作をカスタマイズすることができます。
XML および DTD のプロパティーの編集
DTD エディタまたは XML エディタのプロパティーにアクセスする手順は、次のとおりです。
- 「ツール」>「オプション」を選択し、「その他」をクリックします。
- 「その他」タブで「ファイル」をクリックします。
- 「ファイル拡張子」ドロップダウンで「dtd」または「xml」を選択し、任意の MIME の種類に関連付けます。
XML および DTD のプロパティーの説明
IDE の XML エディタと DTD エディタのプロパティーは、その相対的な難しさに従って 2 つのグループにまとめられています。
プロパティ
- 補完ウィンドウの自動ポップアップ (XML のみ)。「True」の場合は、式の補完方法に関するオプションの入ったコード補完ボックスを表示できます。
このプロパティーは、Java、HTML、JSP などの、コード補完機能をサポートするエディタにだけ適用されます。
- 補完ウィンドウの自動ポップアップの遅延 (XML のみ)。「補完ウィンドウの自動ポップアップ」プロパティーが「True」の場合は、入力を止めてから補完ボックスを表示するまでの時間を、ミリ秒単位で設定できます。
- コード補完即時置換 (XML のみ)。 「True」の場合は、コード補完を呼び出して、検索で 1 つの項目しか返されなかったとき、ただちに置換が行われます。
- フォントサイズ。 「フォントと色」プロパティーに明確な値が指定されていないすべてのトークンに対するフォントサイズを設定します。
- インデント設定エンジン。 テキストの書式設定 (タブ、空白文字、新しい行の設定など) の方法を指定します。省略符号ボタン (...) をクリックして、選択可能なインデント設定エンジンを編集します。
- 行番号。 「True」の場合は、左マージンに行番号を追加します。ソースエディタのポップアップメニューから、「マージン」>「行番号を表示」を選択すると、行番号の表示と非表示を切り替えることができます。
- マクロ。 ソースエディタのマクロを編集、追加、削除します。既存のマクロを変更するには、省略符号ボタン (...) をクリックします。
通常、新規マクロを追加するには、「マクロ」プロパティーエディタで手動で追加するよりも、記録した方が簡単です。
- タブのサイズ。 ファイルのインポート時にタブ文字 (\t) 1 つあたりに挿入する空白文字の数を設定します。デフォルトでは、ほかの多くのアプリケーションに合わせて 8 が設定されています。
ソースエディタで入力、生成、書式設定を行うテキストについては、前述の「インデント設定エンジン」プロパティーを使用してタブを設定することもできます。
上級プロパティー
- 挿入ポイントの点滅間隔。 挿入ポイントを示すテキストポインタの点滅間隔 (ミリ秒) を設定します。
- 挿入ポイントの色。 挿入モード時のキャレットの色を指定します。リストから色を選択するか、省略符号ボタン (...) をクリックして色用のカスタムプロパティーエディタを表示します。
- 上書きキャレットの色。 上書きモード時のキャレットの色を指定します。
- 挿入ポイント。 挿入モード時に挿入ポイントに表示するキャレットの種類を指定します。垂直バー、細い垂直バー、塗りつぶされたブロックのどれかをリストから選択できます。
- 上書きキャレット。 上書きモード時に表示するキャレットの種類を指定します。垂直バー、細い垂直バー、塗りつぶされたブロックのどれかをリストから選択できます。
- キャレット行を強調表示。 「True」の場合は、挿入ポイント (キャレット) がある行が強調表示されます。
- 一致した括弧を強調表示。 「True」の場合は、中括弧、大括弧、または丸括弧の直後に挿入ポイントがあるときに、対になる中括弧、大括弧、丸括弧が強調表示されます。
- 行の高さの修正。 指定した倍率で行の高さを調整します。
- マージン。 ソースエディタのページ内のテキストの上、下、左、および右マージンを設定します。左マージンは、グリフマージンの左側からどれぐらい離れた場所からテキストが始まるかを指定します。省略符号ボタン (...) をクリックすると、設定を編集できます。
- 検索スクロールのインセット。 「検索」コマンドで検出されたテキストの左右の側に確保する余白量を指定します。
- ジャンプ時のスクロール距離。 4 方向それぞれについて、画面の外までスクロールした際のビューのジャンプ量を指定します。
- ステータスバーキャレットの遅延。 キャレットが移動を停止してからステータスバーでキャレットの位置が更新されるまでの遅延時間を、ミリ秒単位で設定します。
- ステータスバー表示可能。 「True」の場合は、ウィンドウ下部にステータスバーが表示されます (現在の行番号やエディタが、挿入モードと上書きモードのどちらであるかといった情報が表示されます)。
- テキスト境界線の色。 テキスト境界線の色を指定します。
- テキスト境界線の表示。 「True」の場合は、標準最大行幅 (印刷用など) を示す縦線が表示されます。
- テキスト境界の文字数。 左マージンの右側に表示するテキスト境界線までの文字数を設定します。
- 関連項目
- 「オプション」ウィンドウの使用
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