Subversion: 「マージ」ダイアログ
関連項目
Subversion の「マージ」ダイアログでは、特定のリポジトリリビジョンの変更を、ファイルまたはフォルダのローカルの作業用コピーに反映できます。リポジトリから、特定範囲のリビジョンの変更を指定することもできます。
「マージ」ダイアログは、バージョン管理されているファイルまたはフォルダ (「プロジェクト」、「ファイル」、「お気に入り」ウィンドウ内) を右クリックし、「Subversion」>「変更をマージ」を選択すると、アクセスできます。
「変更をマージ」ダイアログでは、次のフィールドを指定する必要があります。
- マージ元。次に示すマージのタイプのいずれかを選択します。
- 1 つのリポジトリフォルダ。 1 つのリポジトリフォルダの変更を移植します。
- 2 つのリポジトリフォルダ。 2 つのリポジトリフォルダの変更を移植します。
- 1 つのリポジトリフォルダ (起点から)。フォルダの作成時から「終了リビジョン」フィールドで指定するリビジョン番号までの間に起こった変更を移植します。
前述の選択に基づいて、ダイアログが動的に更新され、必須フィールドに反映されます。たとえば 2 つのリポジトリフォルダのマージを選択した場合、1 つ目と 2 つ目のリポジトリフォルダのコンボボックスが表示され、それに従ってプレビューが変更されます。同様に、「1 つのリポジトリフォルダ (起点から)」のマージを選択した場合は、「リポジトリフォルダ」コンボボックスにそのリポジトリフォルダの場所だけ指定します。
- リポジトリフォルダ。移植する変更があるフォルダ。(「マージ元」フィールドで 「2 つのリポジトリフォルダ」が選択された場合、このフィールドは「1 番目のリポジトリフォルダ」と「2 番目のリポジトリフォルダ」フィールドに置き換わります。)または「参照」をクリックして、リポジトリ内で使用可能なすべてのフォルダを表示するダイアログを開くこともできます。
- 開始リビジョン。1 つのリビジョンからマージする場合は、そのリビジョン番号を入力します。ある範囲のリビジョンで生じた変更をマージする場合は、その範囲の開始点を入力します。
- 終了リビジョン。ある範囲のリビジョンで生じた変更をマージする場合に、その範囲の終了点を入力します。
「マージ」をクリックして、マージを開始します。選択したリビジョンで検出されたすべての相違がファイルのローカルコピーに反映されます。マージ衝突が発生した場合、ファイルのステータスは「マージ衝突」に変更されます。
- ファイルの変更をローカルの作業用ディレクトリにマージしたあと、その変更をリポジトリに追加するために、「コミット」コマンドを使用してその変更をコミットする必要があります。
- 関連項目
- Subversion でのファイルリビジョンのマージ
- Subversion でのマージ衝突の解決
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