クラス OgRuntimeException

すべての実装されたインタフェース:
Serializable
直系の既知のサブクラス:
HybsOverflowException, HybsSystemException, OgCharacterException

共通的に使用されるRuntimeExceptionクラスです。 RuntimeException を継承しているため、try{} catch() {} は不要です。 本システムでは、すべてこのエクセプションクラスを継承させたクラスを作成し、用途によって、 使い分けるようにします。つまり、他のどのような、Throwable が発生したとしても、一旦、 try{} catch() {} で受けて、このクラスのサブクラスを、再度 throw させます。 そして、必要であれば、try{} catch() {} を用いて捕まえて、それぞれの対応処理を行います。 このクラスには、元々の発生したエクセプション( Throwable )を引数にとり、 その printStackTrace()情報を、自分自身のトレース情報に含めます。 また、引数にオブジェクトを渡すことができますので、object.toString() で、オブジェクトの 状態を表示できるようにしておけば、手軽にデバッグに使うことが可能になります。 このRuntimeExceptionを使うと、ThrowUtil#ogStackTrace(String,Throwable) に準拠した StackTrace を作成します。これは、最初の3行+org.opengionを含む行だけのエラーを出力 しますので、エラーログの容量を大幅に抑えることが可能です。
関連項目:
変更履歴:
6.4.2.0 (2016/01/29) 新規作成, 7.0.5.0 (2019/09/09) 自分自身をsuperに入れる。
機能分類
エラー処理
導入されたバージョン:
JDK8.0,
  • コンストラクタの詳細

    • OgRuntimeException

      詳細メッセージを指定しないで OgRuntimeException を構築します。
      関連項目:
      変更履歴:
      6.4.2.0 (2016/01/29) 新規作成。, 7.0.5.0 (2019/09/09) 自分自身をsuperに入れる。
    • OgRuntimeException

      指定された詳細メッセージを持つ OgRuntimeException を構築します。
      パラメータ:
      msg - 詳細メッセージ
      関連項目:
      変更履歴:
      6.4.2.0 (2016/01/29) 新規作成。, 6.9.2.1 (2018/03/12) 引数のメッセージを、内部メッセージにセットしておきます。, 7.0.5.0 (2019/09/09) 自分自身をsuperに入れる。, 7.1.0.0 (2020/01/20) 内部メッセージに、原因のメッセージも含める。
    • OgRuntimeException

      指定されたThrowableオブジェクトを持つ OgRuntimeException を構築します。
      パラメータ:
      th - 例外Throwableオブジェクト
      関連項目:
      変更履歴:
      6.4.2.0 (2016/01/29) 新規作成。, 7.0.5.0 (2019/09/09) 自分自身をsuperに入れる。, 7.1.0.0 (2020/01/20) 内部メッセージに、原因のメッセージも含める。
    • OgRuntimeException

      指定された詳細メッセージと、Throwableオブジェクトを持つ OgRuntimeException を構築します。
      パラメータ:
      msg - 詳細メッセージ
      th - 例外Throwableオブジェクト
      関連項目:
      変更履歴:
      6.4.2.0 (2016/01/29) 新規作成。, 6.9.2.1 (2018/03/12) 引数のメッセージを、内部メッセージにセットしておきます。, 7.0.5.0 (2019/09/09) 自分自身をsuperに入れる。, 7.1.0.0 (2020/01/20) 内部メッセージに、原因のメッセージも含める。
  • メソッドの詳細

    • addMessage

      public final void addMessage(Throwable th)
      発生元もメッセージも含めたメッセージ文字列を返します。
      パラメータ:
      th - 元のThrowableオブジェクト
      変更履歴:
      7.1.0.0 (2020/01/20) 内部メッセージに、原因のメッセージも含める。
    • addMessage

      public final void addMessage(String msg)
      指定された追加メッセージを、printStackTrace() 出力時に、合成します。 主に、openGionバージョンや、その他追記したいメッセージを登録することで、 printStackTrace() 出力時に、合成できます。 複数のメッセージは登録できません。最後に登録したメッセージのみ使用されます。 なお、null のメッセージは登録できません。
      パラメータ:
      msg - 追加メッセージ
      変更履歴:
      6.4.2.0 (2016/01/29) 新規作成。, 7.0.5.0 (2019/09/09) 自分自身をsuperに入れる。, 7.1.0.0 (2020/01/20) 内部メッセージに、原因のメッセージも含める。
    • getMessage

      public String getMessage()
      このスロー可能オブジェクトの詳細メッセージ文字列を返します。 内部メッセージに、原因のメッセージも含めたメッセージです。
      オーバーライド:
      getMessage クラス内 Throwable
      戻り値:
      詳細メッセージ文字列
      変更履歴:
      7.1.0.0 (2020/01/20) 内部メッセージに、原因のメッセージも含める。
      このメソッドは、nullを返しません
    • printStackTrace

      public void printStackTrace()
      このスロー可能オブジェクトおよびそのバックトレースを標準エラー・ストリームに出力します。 ここのメソッドは、このThrowableオブジェクトのスタック・トレースを、System.errフィールドの 値であるエラー出力ストリームで出力します。出力の先頭行には、このオブジェクトに対する toString()メソッドの結果が含まれます。 残りの行は、以前にfillInStackTrace()メソッドによって記録されたデータを表します。 この情報の書式は実装によって異なりますが、典型的な書式の例を次に示します。
      オーバーライド:
      printStackTrace クラス内 Throwable
      関連項目:
      変更履歴:
      6.4.2.0 (2016/01/29) 新規作成。, 7.0.5.0 (2019/09/09) 自分自身をStackTraceに入れる。, 7.0.5.0 (2019/09/09) 自分自身をsuperに入れる。, 7.1.0.0 (2020/01/20) 内部メッセージに、原因のメッセージも含める。
    • printStackTrace

      public void printStackTrace(PrintStream ps)
      このスロー可能オブジェクトとそのバックトレースを指定された印刷ストリームに出力します。
      オーバーライド:
      printStackTrace クラス内 Throwable
      パラメータ:
      ps - 出力する印刷ストリーム
      関連項目:
      変更履歴:
      6.4.2.0 (2016/01/29) 新規作成。, 7.0.5.0 (2019/09/09) 自分自身をsuperに入れる。, 7.1.0.0 (2020/01/20) 内部メッセージに、原因のメッセージも含める。
    • printStackTrace

      public void printStackTrace(PrintWriter pw)
      このスロー可能オブジェクトとそのバックトレースを指定されたプリント・ライターに出力します。
      オーバーライド:
      printStackTrace クラス内 Throwable
      パラメータ:
      pw - 出力するプリント・ライター
      関連項目:
      変更履歴:
      6.4.2.0 (2016/01/29) 新規作成。, 7.0.5.0 (2019/09/09) 自分自身をsuperに入れる。
    • getStackTrace

      スタックトレース要素の配列を返します。
      オーバーライド:
      getStackTrace クラス内 Throwable
      戻り値:
      スタックトレース要素の配列
      関連項目:
      変更履歴:
      6.4.2.0 (2016/01/29) 新規作成。, 6.9.3.0 (2018/03/26) 内部 Throwable が null の場合、長さゼロの StackTraceElementを返します。, 7.0.5.0 (2019/09/09) 廃止, 7.0.6.4 (2019/11/29) 復活
    • getCause

      public Throwable getCause()
      このスロー可能オブジェクトの原因を返しますが、原因が存在しないか不明な場合はnullを返します。
      オーバーライド:
      getCause クラス内 Throwable
      戻り値:
      このスロー可能オブジェクトの原因(常に null)
      変更履歴:
      7.0.6.4 (2019/11/29) 常に null を返すようにします。