拡張子ごとのキーワードは、MKWファイルに記述されています。 このファイルの作成方法を以下に解説します。
MKWファイルでは、以下の書式を必要な数だけ繰り返して記述します。
[<キーワード種類> <文字色> <背景色>] <キーワード1> <キーワード2> ...
次に、それぞれの詳細を説明します。
キーワード名 | 意味 | 説明 |
---|---|---|
NORMAL | 通常キーワード | ここに指定されたキーワードを、指定の文字色・背景色で表示します。 |
LINE | 行キーワード | このキーワードから行末までを、指定の文字色・背景色で表示します。 行末までの間に別のキーワードが含まれていても無視されます。 |
QUOTE | 引用キーワード | このキーワードが行頭にある場合のみ、行全体を指定の文字色・背景色で表示します。 行末までの間に別のキーワードが含まれていても無視されます。 |
これ以外の形式のキーワードは、現在のところサポートしていません。 将来的には、以下のものもサポートする予定です。
この書式により、関連性の高いキーワードをグループ化して扱うことができ、キーワードの色を変更する時も関連するキーワードを一度に変更できます。
MKWファイルの記述例として、C++言語の設定を以下に示します。
[LINE 008000 ffffff] ; 行コメント // [LINE 800080 ffffff] ; プリプロセッサ # [NORMAL ff0000 ffffff] ; 基本型 signed unsigned void char short int long float double [NORMAL ff0000 ffffff] ; 記憶クラス auto register static [NORMAL ff0000 ffffff] ; 修飾子 const volatile [NORMAL ff0000 ffffff] ; 制御 if else for continue do while switch case default break goto return [NORMAL ff0000 ffffff] ; 列挙型・構造体・共用体 enum struct union [NORMAL ff0000 ffffff] ; その他 sizeof typedef [NORMAL ff0000 ffffff] ; C++ asm inline template typename operator namespace using new delete bool true false [NORMAL ff0000 ffffff] ; クラス class public private protected friend this virtual explicit mutable [NORMAL ff0000 ffffff] ; 例外処理 try catch throw [NORMAL ff0000 ffffff] ; キャスト const_cast static_cast dynamic_cast reinterpret_cast