警備兵テボス:
実はですね、この象牙の塔の周囲に掘られた噴火口は大昔に巨大な流れ星が落ちて生じたものだそうです。その時燃え残った星のかけらには神秘的な力があって、その事実を知ったメイジたちがそれを独占しようとこの塔を建てたということです。
エルモアデン時代には、その星のかけらの力でメイジが大陸を支配していましたが、歳月が流れてその力が弱くなると、この象牙の塔の権勢もかたむいていったということです。ところが、50年前に大メイジの一人が実験を通してその流れ星の力を再現しようとしたらしいです。しかし、その実験はまだ完全でなく、メイジはいまだ権力を掴めずにいて、変なモンスターばかり塔の周りにぞろぞろ集まるようになったという話です。
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