CVS キーワード置換モードの設定
CVS はファイルのキーワード置換モードを使用して、バイナリー・ファイルと
ASCII ファイルを区別し、
ファイルをコミットおよびチェックアウトされるときに行われるキーワード置換のタイプを示します。
CVS キーワード置換モードを設定するには、次のようにします。
- 「ナビゲーター」ビューで、キーワード置換モード内の変更が必要なファイルまたはファイルを含むフォルダーを選択します。
注: キーワード置換モードは既に CVS 制御にあるファイルにのみ設定できるので、コミットしようとしている新規ファイルが CVS バージョン管理に追加されていることを確認してください。
- ポップアップ・メニューから、「チーム」>「ASCII/バイナリー・プロパティーの変更」」を選択します。
「キーワード置換モードの設定」ウィザードが開きます。
- ウィザードの最初のページで、選択したファイルに適用される以下のモードを選択します。
- 自動 - ファイル・タイプを使用して、選択されたリソースが、バイナリー・モードかデフォルトの
ASCII モードのどれを使用すべきかを決定します (デフォルト ASCII モードは、「チーム」>「CVS 設定」ページで設定されます)。
- バイナリー - 選択されたすべてのファイルをバイナリーに設定します。
バイナリーのファイルは、CVS によっては変更されません。
- キーワード置換のない ASCII - 選択されたファイルをすべて ASCII
に設定しますが、CVS は、いずれのキーワード置換も行いません。
ASCII ファイルの行終了は、プラットフォームの行終了規則で位置合わせするために、
CVS で変更される可能性があります。
- キーワード置換のある ASCII - 選択されたファイルをすべて ASCII
に設定し、CVS は、選択したタイプのキーワード置換を行います。
「次へ」をクリックして次ページに進みます。
- ウィザードの「バージョン済みファイルの組み込み」ページで、リポジトリーで既に共用されているファイルが影響を受けるかどうかを指示します。
この設定が使用不可の場合は、CVS 制御に追加されても、コミットされていないファイルのみが影響を受けます。
このページは、リポジトリーで既に共用されているファイルがある場合のみ表示されます。
「次へ」をクリックして次ページに進みます。
- ウィザードの「発信変更を持つファイルの組み込み」ページで、発信変更を持つファイルが影響を受けるかどうかを指示します。
このページは、発信変更も持つファイルがある場合のみ表示されます。
「次へ」をクリックして次ページに進みます。
- ウィザードの「コミット・コメントの入力」ページで、ファイルのコミットに関連付けるコミット・コメントを入力します。
ファイル・タイプをバイナリーから ASCII に変更した結果、行終了文字の調整によってファイル・コンテンツが変化した場合には、ファイルをコミットする必要があります。
「次へ」をクリックして次ページに進みます。
- ウィザードの「要約」ページで、提案したキーワード置換モード設定が確かに正しいか検査します。
「終了」をクリックして変更を適用します。
ヒント:「要約」ページで、ファイルに割り当てられたモードを変更できます。
これは、テーブル内の推奨モードをクリックし、使用可能になるドロップダウン・リストから必要なモードを選択して行います。

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