Eclipse には、アプリケーション開発プロセスの一部をガイドする虎の巻が用意されています。 それぞれの虎の巻は、なんらかのタスクを完了できるように設計されており、お客様がゴールを 達成するのに必要なステップの流れをリストしています。 あるステップから次のステップへと進むと、虎の巻は必要なツールを自動的に起動します。 プロセスに手動のステップがある場合は、タスクを実行し、虎の巻のボタンをクリックして次のステップに進むように、 ステップにより指示されます。 また、タスクをガイドする関連ヘルプ情報をシングルクリックで検索できるため、 長いドキュメンテーションを検索する必要はなくなります。
虎の巻にアクセスする方法は 2 つあります。「ようこそ」ページと、ワークベンチからの起動です。
その後、「チュートリアル」ページから虎の巻を選択します。
虎の巻はビューとして開きます。常に、1 つの虎の巻のみが開き、アクティブになります。 虎の巻を起動すると、開いていた虎の巻は、新しい虎の巻が開く前に閉じます。 閉じた虎の巻の完了状況は保管されます。
虎の巻には右上端にツールバーがあります。以下のこれらのアイコンはツールバーに表示されます。
各虎の巻にはステップのリストがあり、常に「概要」ステップから始まります。新しい虎の巻を起動すると、
「概要」ステップが展開される、その虎の巻の要旨を読むことができます。虎の巻で作業を開始するには、そのステップで
「クリックして開始」
をクリックします。
次のステップが展開されて強調表示されます。また強調表示されたステップで、
「クリックして実行」
などの、1 つ以上のアクション・ボタンも見えるはずです。
これで、虎の巻を使用したタスクの作業を開始することができます。
どのような場合でも、現在のステップは、虎の巻の中の強調表示されたステップのみとなります。
虎の巻の開始後いつでも、「概要」ステップで「クリックして再開 (Click to Restart)」
をクリックすると最初のステップから再開することができます。
成果物を幾つか既に作成している場合は、虎の巻を再開する前に、ワークスペースを手動でクリーンアップする必要があります。
現在のステップで、「クリックして実行」
をクリックすると、ツール (ウィザードの場合もあります) が起動され、そのツールで作業することが必要になります。
そのツールで作業が終了すると、次のステップが自動的に強調表示され、それが現在のステップとなります。
現在のステップがマニュアル・タスクの場合、その作業を実行し、「クリックして完了」
をクリックして次のステップに移動する必要があります。
各完了ステップの左マージンに、チェック・マーク
が表示されます。
そのステップで段階的な説明を得るには、ステップでヘルプ・リンク
をクリックした後、「クリックして実行」
をクリックして、ツールを使用した作業方法に関する段階的な説明をヘルプ・ウィンドウに表示させます。
ツールまたはウィザードの入力フィールドに関するヘルプをさらに取得するには、フィールドにフォーカスして (タブ・キーを使用してそのエントリーに位置を合わせ)、F1 を押します。
現在のステップに「クリックして進む」オプション
がある場合、それはオプションのステップです。
現在のステップをスキップするには、「クリックして進む」
をクリックする必要があります。
そうすると、ステップの左マージンに
が表示されます。
タスクに「クリックして進む」が表示されない場合は、そのステップを実行する必要があり、
スキップすることはできません。
現在の虎の巻で完了またはスキップした可能性があるステップをやり直すことができます。
ステップをやり直すには、その展開
アイコンをクリックしてから、「クリックしてやり直し (Click to Redo)」
をクリックして、ステップを展開します。
ステップのやり直し後、虎の巻はやり直しステップから継続します。
虎の巻の最後のステップを終了すると、自動的に再開します。
虎の巻のツールバーで「閉じる」アイコン
をクリックして、アクティブな虎の巻を閉じることもできます。
アクティブな虎の巻は、閉じるとその完了状況を保管するため、後に終了した場所から継続することができます。