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オフセット指定による描画制御



オフセット変数によるXY座標の操作

WSCvXXX 系のクラスは、setXOffsetPtr(short*), setYOffsetPtr(short*) を利用して、表示位置の調整ができます。 初期化トリガにて、
extern short xoffset; //A
extern short yoffset; //A
void initep(WSCbase* object){
  object->setXOffsetPt(&xoffset); //B
  object->setYOffsetPt(&yoffset); //B
}
まず、どこかに、グローバル変数として xoffset,yoffset を定義しておきます。 A では、そのグローバル変数を外部アクセス宣言します。 B で、その変数のポインタをオフセットとして設定します。 設定された以後、インスタンスは、変数の内容を加算した座表に、 表示されるようになります。 複数のオブジェクトに同じオフセット変数を設定し、 そのオフセット変数の内容を変更し、表示更新を行うことで、 複数のオブジェクトを一度に操作することができます。

スケールオフセットによるサイズの操作

WSCvXXX 系のクラスは、setScaleOffsetPtr(double*) を利用して、表示サイズの調整ができます。 初期化トリガにて、
extern double scaleoffset; //A
void initep(WSCbase* object){
  object->setScaleOffsetPt(&scaleoffset); //B
}
A では、いずれかのソースに宣言されているであろう、 グローバル変数等を外部アクセス宣言します。 B で、その変数のポインタを設定します。 設定された以後、インスタンスは、変数の内容を乗算したサイズで、 表示されるようになります。 また、複数のオブジェクトに同じオフセット変数を設定し、 そのオフセット変数の内容を変更し、表示更新を行うことで、 複数のオブジェクトを一度に操作することができます。
Document Release 2.0

For Use with Wide Studio Release 2.0, Spring 2002


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