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サンプル3 (ラベル)
ラベルを使ったイベントプロシージャのデモンストレーションです。
サンプルのソースコードは、samples/labelwork/labelwork.prj です。
アプリケーションビルダで読み込んでコンパイルしてみてください。
このサンプルでは、次のようなことをおこないます。
- ラベルのハイライト表示
通常のイベントプロシージャによるもの。
- ラベルのハイライト表示(一括設定)
初期化イベントプロシージャによる一括設定のもの。
- 親フォームを使った連係

[アプリケーションウィンドウの様子]
- ラベルのハイライト表示
「マウスが入るとハイライトします。」と表示されているラベルには、
WSEV_MOUSE_IN イベントと、
WSEV_MOUSE_OUT イベントでそれぞれ、
イベントプロシージャが張り付けてあります。
WSEV_MOUSE_IN イベントのプロシージャは、
背景色プロパティ WSNbackColor の値をプロパティ WSNuserString に退避して、
ハイライト色に設定します。
WSEV_MOUSE_OUT イベントのプロシージャは、
退避しておいた背景色をプロパティ WSNbackColor に戻します。
- ラベルのハイライト表示(一括設定)
「マウスが入るとハイライトします。(2)」と表示されているラベルには、
WSEV_MOUSE_IN イベントと、
WSEV_MOUSE_OUT イベントで起動するイベントプロシージャを張り付ける
イベントプロシージャを WSEV_INITIALIZE イベントで張り付けています。
この場合のように、イベントプロシージャをまとめると、
複数のイベントプロシージャが一括で設定されますので、
たくさんのオブジェクトに張り付ける場合など、
イベントプロシージャを張り付ける手間が省けます。
- 親フォームを使った連係
「マウスでクリック!」と表示されているラベルには、
WSEV_MOUSE_PRESS イベントで起動するイベントプロシージャが
はりつけられています。
このイベントプロシージャは、親フォームに対して、選択されたオブジェクトを
覚え込ませることで、複数のラベルが協調して、選択表示で
きるようにしています。
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