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オンラインでアプリケーションウィンドウを読み込むには



オンラインでアプリケーションウィンドウを読み込むには

オンラインでアプリケーションウィンドウを読み込むには次のグローバル関数を使用します。

読み込み関数 機能
WSGFloadWindow(prm1,prm2,prm3,prm4) ストアアプリケーションウィンドウの読み込み
char* prm1 ストア属性、 "FILE" = FILEデータの読み込み
char* prm2 ストアデータ名、 prm1 = "FILE" ならば、ファイル名
WSCbase** prm3 アプリケーションウィンドウ返値ポインタ、
ロードしたアプリケーションウィンドウを返値
WSCbase* prm4 部分アプリケーションウィンドウの場合の親の指定
long 返値 WS_NO_ERR = 正常 / 他 = 異常

オンラインでアプリケーションウィンドウを読み込むには次の様に行います。

#include <WSCconductor.h> 
...

  WSCbase* window   = NULL; //返り値(ロードしたアプリケーションウィンドウ)を格納
  char*    stype    = "FILE";           //FILE 指定
  char*    fname    = "newpic001.oof";  //FILE 名称
  char*    path     = "/usr1/win/data"; //DIR  指定

  //読み先ディレクトリを指定。
  WSGIconductor()->setSerializePath(path);

  //読み込み
  long ret = WSGFloadWindow(stype,fname,&window,NULL);
  if (ret == WS_NO_ERR){ 
    //読み込み成功!
    window->setVisible(True); //表示してみる。
  }

stype には、ストアタイプ名(ストア属性)を指定します。現在 FILE が用意 されています。将来的には、プロセス同士に共有したり、ネットワークでつ ながったりと、FILE 以外のフィールドを拡張していく予定です。path には、 読み込み先のディレクトリをコンダクタ・グローバルインスタンスに指定し ます。デフォルトはカレントディレクトリになっています。

fname には、ストアデータ名称(ファイル名称)を指定して、 WSGFloadWindow() 関数で読み込みます。読み込みが成功すると、アプリケー ションウィンドウは使用可能となります。ロードの行為を複数回行うと複数 生成されますので注意しましょう。

WSGFloadWindow() 関数がエラーになる場合は、ファイルの存在する ディレクトリが正しいか、アクセス権は正しいかなどを確認してみて下さい。

オンラインで部分アプリケーションウィンドウを読み込むには

オンラインで部分アプリケーションウィンドウを読み込むには次の様に行います。

#include <WSCconductor.h>
...

  WSCbase* window   = NULL;  //返り値(ロードしたアプリケーションウィンドウ)を格納
  WSCbase* parent   = newwin000; //部分アプリケーションウィンドウを抱える親オブジェクト
  char*     stype   = "FILE";           //FILE 指定
  char*     fname   = "newpic001.oof";  //FILE 名称
  char*     path    = "/usr1/pic/data"; //DIR  指定

  //読み先ディレクトリを指定。
  WSGIconductor()->setSerializePath(path);

  //読み込み
  long ret = WSGFloadWindow(stype,fname,&window,parent);
  if (ret == WS_NO_ERR){ 
    //読み込み成功!
    window->setVisible(True); //表示してみる。
  }

stype には、ストアタイプ名(ストア属性)を指定します。現在 FILE が用意 されています。path には、読み込み先のディレクトリをコンダクタ・グロー バルインスタンスに指定します。デフォルトはカレントディレクトリになっ ています。

fname には、ストアデータ名称(ファイル名称)を指定し、parent には、部 分アプリケーションウィンドウを配置する親を指定します。親には、アプリ ケーションウィンドウやエリア、スクロールエリアなど、オブジェクト配置 機能のあるマネージャオブジェクトを指定してください。読み込みが成功す ると、アプリケーションウィンドウは使用可能となります。ロードの行為を 複数回行うと複数生成されますので注意しましょう。

WSGFloadWindow() 関数がエラーになる場合は、ファイルの存在する ディレクトリが正しいか、アクセス権は正しいかなどを確認してみて下さい。

Document Release 3.20 for WideStudio ver 3.20, Oct 2002


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