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クラスの型
WSClocaleSet
メソッド関数仕様
WSGIappLocaleSet 関数の説明
- 書式
- WSClocaleSet* WSGIappLocaleSet()
- 機能
- アプリケーションに1つ存在するエンコード情報管理クラスの
グローバルインスタンスを取得する関数です。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- エンコード情報管理クラスインスタンスへのポインタ
- 注意
- この関数はグローバル関数です。
返されたポインタを解放してはいけません。
- サンプル
-
//プロセスに1つ存在するエンコード情報管理クラスインスタンスを取得します。
WSClocaleSet* localeset = WSGIappLocaleSet();
getDefaultLocaleName 関数の説明
- 書式
- char* getDefaultLocaleName()
- 機能
- デフォルトのロケール名を取得する関数です。
返されたロケール名を解放してはいけません。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- ロケール名
- 注意
- 返されたロケール名を解放してはいけません。
- サンプル
-
//ロケール名を取得するには次のようにします。
char* lname = WSGIappLocaleSet()->getDefaultLocaleName();
setDefaultEncoding 関数の説明
- 書式
- void setDefaultEncoding(long encoding)
- 機能
- デフォルトのエンコーディング属性値を設定する関数です。
- 処理
-
- 引数
-
(in)long encoding | エンコーディング |
エンコーディングには次のものを指定します。
エンコーディング | 意味 |
WS_EN_DEFAULT | 現在の設定を指定(省略時の値) |
WS_EN_LOCALE | 現在の LANG 環境変数の設定を指定 |
WS_EN_NONE | 設定を行わない |
WS_EN_ISO8859_1 | ISO8859(1) を指定 |
WS_EN_ISO8859_2 | ISO8859(2) を指定 |
WS_EN_ISO8859_3 | ISO8859(3) を指定 |
WS_EN_ISO8859_4 | ISO8859(4) を指定 |
WS_EN_ISO8859_5 | ISO8859(5) を指定 |
WS_EN_ISO8859_6 | ISO8859(6) を指定 |
WS_EN_ISO8859_7 | ISO8859(7) を指定 |
WS_EN_ISO8859_8 | ISO8859(8) を指定 |
WS_EN_ISO8859_9 | ISO8859(9) を指定 |
WS_EN_ISO8859_10 | ISO8859(10) を指定 |
WS_EN_ISO8859_11 | ISO8859(11) を指定 |
WS_EN_ISO8859_12 | ISO8859(12) を指定 |
WS_EN_ISO8859_13 | ISO8859(13) を指定 |
WS_EN_ISO8859_14 | ISO8859(14) を指定 |
WS_EN_ISO8859_15 | ISO8859(15) を指定 |
WS_EN_UTF8 | UTF8 を指定 |
WS_EN_KOI8R | KOI8R を指定 |
WS_EN_EUCJP | EUCJP を指定 |
WS_EN_SJIS | SJIS を指定 |
WS_EN_EUCKR | EUCKR を指定 |
WS_EN_EUCCN | EUCCN を指定 |
WS_EN_BIG5 | BIG5 を指定 |
- 返値
- なし。
- 注意
-
- サンプル
-
//デフォルトのエンコーディングを EUCJP に設定するには、次のようにします。
WSGIappLocaleSet()->setDefaultEncoding(WS_EN_EUCJP);
getDefaultEncoding 関数の説明
- 書式
- long getDefaultEncoding()
- 機能
- デフォルトのエンコーディング属性値を取得する関数です。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- エンコーディング
setDefaultEncoding 関数の引き数を参照ください。
- 注意
-
- サンプル
-
//デフォルトのエンコーディングを取得するには、次のようにします。
long encoding = WSGIappLocaleSet()->getDefaultEncoding();
getSystemLocaleEncoding 関数の説明
- 書式
- long getSystemLocaleEncoding()
- 機能
- システム入出力で使用されるエンコーディング属性値を
取得する関数です。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- エンコーディング
setDefaultEncoding 関数の引き数を参照ください。
- 注意
-
- サンプル
-
//システム入出力のエンコーディングを取得するには、次のようにします。
long encoding = WSGIappLocaleSet()->getSystemLocaleEncoding();
getLocaleString 関数の説明
- 書式
- char* getLocaleString(char* locale,char* index,long encode)
- 機能
- インデックス文字列を指定した言語の文字列へ
変換して取得する関数です。
あらかじめ setLicaleString() でインデックス文字列に対して
登録した言語別文字列のうち、
指定された言語識別子(一般にはエンコーディング属性地)
に対応した文字列を取得します。
第三引数には取得文字列のエンコーディングを指定します。
省略した場合はデフォルトエンコーディングとみなされます。
- 処理
- あらかじめ言語別にインデックス文字列に対して
言語別に文字列を登録されたもののうち、
指定されたインデックス文字列に対応した文字列を取得します。
- 引数
-
(in)char* locale | ロケール名 |
(in)char* index | インデックス文字列 |
(in)long encoding | 取得する文字列のエンコーディング |
setDefaultEncoding 関数の引き数を参照ください。
- 返値
- 言語別の文字列
- 注意
- 返された文字列を解放してはいけません。
- サンプル
-
//あらかじめ登録されたロケール変換文字列を取得するには、次のようにします。
char* str = WSGIappLocaleSet()->getLocaleString("EUCJP","test string",WS_EN_EUCJP);
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