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クラスの型
WSCindexVariantData
メソッド関数仕様
WSCindexVariantData 関数の説明
- 書式
- WSCindexVariantData()
- 機能
- WSCindexVariantDataクラスのデフォルトのコンストラクタです。
インデックス付きバリアント型データリストの
インスタンスを一つ作成します。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- インデックス付きバリアント型データリストの
インスタンスへのポインタ
- 注意
-
- サンプル
-
WSCindexVariantData indexdata;
long data1 = 100;
char* str1 = "data";
//値をインデックスを付けて記憶させます。
indexdata["data1"] = data1;
indexdata["data2"] = str1;
//同じことをsetData() で行なうと、次のようになります。
indexdata.setData("data1",data1);
indexdata.setData("data2",str1);
//インデックスを指定して、記憶したデータを取り出します。
long val1 = indexdata["data1"];
WSCstring val2 = indexdata["data2"];
//同じことをgetData() で行なうと、次のようになります。
long val3 = indexdata.getData("data1");
WSCstring val4 = indexdata.getData("data2");
//インデックスを取得するには次のようにします。
char* index1 = indexdata.getIndex(0); //"data1" が返されます。
char* index2 = indexdata.getIndex(1); //"data2" が返されます。
//位置で値を取得するには次のようにします。
long val5 = indexdata.getData(0);
WSCstring val6 = indexdata.getData(1);
//データの数を取得するには、次のようにします。
long num = indexdata.getNum();
//インデックスを指定してデータを削除するには次のようにします。
indexdata.del("data2");
//位置を指定してデータを削除するには次のようにします。
indexdata.delPos(0);
//全てのデータを一度にクリアする場合は、次のようにします。
indexdata.clear();
WSCindexVariantData 関数の説明
- 書式
- WSCindexVariantData(WSCindexVariantData&)
- 機能
- 引数に与えられたリストと同じものを複製するコンストラクタです。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- インデックス付きバリアント型データリストの
インスタンスへのポインタ
- 注意
-
- サンプル
-
//値をインデックスを付けて記憶させます。
WSCindexVariantData indexdata;
indexdata["data1"] = (void*)data1;
indexdata["data2"] = (void*)data2;
//べつのindexdata2 にコピーコンストラクタでコピーします。
WSCindexVariantData indexdata2(indexdata);
setData 関数の説明
- 書式
- long setData(char* index,WSCvariant data)
- 機能
- 指定したインデックスでバリアント型データを格納する関数です。
WSCvariant 型を引数とするため、いろいろな型を直接指定できます。
- 処理
-
- 引数
-
(in)char* index | インデックス名 |
(in)WSCvariant data | データ |
- 返値
- WS_NO_ERR= 正常、それ以外はエラー。
- 注意
-
- サンプル
- WSCindexVariantData() を参照してください。
getIndex 関数の説明
- 書式
- char* getIndex(long pos)
- 機能
- 指定した位置のインデックス名を取得する関数です。
データ位置は先頭を0とし、データ個数-1の範囲で指定します。
- 処理
-
- 引数
-
(in)long pos | データの位置(先頭は0) |
- 返値
- インデックス名
- 注意
- 返された文字列領域は解放してはいけません。
また、del 関数、delPos 関数、clear関数等により、該当の
インデックスを削除が削除された時点で、
返された文字列領域は無効となります。
- サンプル
- WSCindexVariantData() を参照してください。
getData 関数の説明
- 書式
- WSCvariant &getData(char* index)
- 機能
- 指定したインデックスに対応したデータを取得する関数です。
インデックスに対応したデータがない場合は0を返します。
- 処理
-
- 引数
-
- 返値
- 格納したデータ
- 注意
- インデックスに対応したデータがない場合は0を返します。
- サンプル
- WSCindexVariantData() を参照してください。
getData 関数の説明
- 書式
- WSCvariant &getData(long pos)
- 機能
- 指定した位置のデータをリストから取得する関数です。
データ位置は先頭を0とし、データ個数-1の範囲で指定します。
- 処理
-
- 引数
-
(in)long pos | データの位置(先頭は0) |
- 返値
- データ
- 注意
-
- サンプル
- WSCindexVariantData() を参照してください。
getNum 関数の説明
- 書式
- long getNum()
- 機能
- リストの保持するデータ数を取得する関数です。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- データ数
- 注意
-
- サンプル
- WSCindexVariantData() を参照してください。
del 関数の説明
- 書式
- long del(char* index);
- 機能
- 指定したインデックスに対応したデータをリストから削除する関数です。
- 処理
-
- 引数
-
- 返値
- WS_NO_ERR= 正常、それ以外はエラー。
- 注意
-
- サンプル
- WSCindexVariantData() を参照してください。
delPos 関数の説明
- 書式
- long delPos(long pos);
- 機能
- 指定した位置のデータをリストから削除する関数です。
データ位置は先頭を0とし、データ個数-1の範囲で指定します。
- 処理
-
- 引数
-
(in)long pos | データの位置(先頭は0) |
- 返値
- WS_NO_ERR= 正常、それ以外はエラー。
- 注意
-
- サンプル
- WSCindexVariantData() を参照してください。
clear 関数の説明
- 書式
- void clear();
- 機能
- 保持しているデータをクリアする関数です。
リストの保持するデータ個数は0になります。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- なし。
- 注意
-
- サンプル
- WSCindexVariantData() を参照してください。
[ ] オペレータの説明
- 書式
- WSCvariant& operator [] (char* index)
- 機能
- リストデータを配列のように取り扱うためのオペレータです。
データの指定にはインデックス名称で行い、
配列のようにデータを取得することができます。
- 処理
-
- 引数
-
次のように使います。
- 返値
- データ
- 注意
-
- サンプル
- WSCindexVariantData() を参照してください。
= オペレータの説明
- 書式
- WSCindexVariantData& operator = (WSCindexVariantData& src)
- 機能
- 代入演算子です。通常の算術演算子のように、
左辺データへ右辺データを代入します。
- 処理
-
- 引数
-
(in)WSCindexVariant& src | コピー元インスタンス |
- 返値
- コピー後のインスタンス
- 注意
-
- サンプル
-
//値をインデックスを付けて記憶させます。
WSCindexData indexdata;
indexdata["data1"] = (void*)data1;
indexdata["data2"] = (void*)data2;
//べつのindexdata2 にコピーコンストラクタでコピーします。
WSCindexData indexdata2;
//代入演算子(コピーオペレータ)が実行されます。
indexdata2 = indexdata;
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