たすけあいシステムでは全データのバックアップファイルを作成できます。 バックアップは万が一の障害発生時の復旧に役立つ他、簡単なチューニングにも利用できます。
たすけあいシステムに入力されたデータはパソコン上に保存されます。 このため、パソコンが故障してしまうと、入力したデータが失われる危険性があります。 このような危険に備えるために、バックアップファイルを作成してCDなどに保存しておくことを強く推奨します。
また、バックアップにはもう一つの副次的効果があります。 長い期間にわたってシステムを運用していると、多くのデータが蓄積されます。 ですが、これらのデータは随時追加されるままに保存されたに過ぎず、システムの内部では綺麗に整理されていません。 バックアップを作成する際には、データの整理作業も行われます。 これによりデータの保存状態に無駄がなくなりますので、バックアップからデータを復元した時に、システムの動作速度が向上します。
このような理由から、定期的にバックアップを作成することを強く推奨します。 ですが、バックアップを作成するには長い場合で三十分近い時間が掛かることもあります。 更に、バックアップファイルは数百MBにもなり、CD1枚に入らない場合もあります。 バックアップの周期については、各団体での運用状況を勘案した上でご検討ください。
バックアップ作業を開始するとパソコンに大変な負荷が掛かります。 問題を避けるため、他のアプリケーションは動かさないでください。 ネットワークでたすけあいシステムを運用している場合には、他のパソコンでのシステムの利用を中止することを強く推奨します。
バックアップは単一のファイルとして作成されます。 毎月数百件程度のスケジュールがあると仮定した場合、スケジュールと精算記録を合わせて、一年分で50〜100MB程度の容量になります。 スキャナを利用して画像メモを登録した場合には、画像の分だけデータ量が増します。
バックアップおよび、作成したバックアップファイルからの復元方法についてはメインウィンドウ(ファイルメニュー)に説明があります。