精算について

たすけあいシステムには、スケジュールを集計してチケット精算などを行う機能があります。 以下では、これらの精算機能についての考え方を説明します。

チケット処理とたすけあい処理の違い

たすけあいシステムの精算機能は、チケット処理とたすけあい処理の二種類に分かれます。

チケット処理は、チケットを使って謝礼のやりとりを行う場合の処理です。 謝礼は点数を単位として表現されます。 チケット処理に対応した機能として、チケット発行一覧チケット精算一覧を備えます。

たすけあい処理は、現金で謝礼のやりとりを行う場合の処理です。 謝礼は円を単位として表現されます。 たすけあい処理に対応した機能として、たすけあい請求一覧たすけあい精算一覧を備えます。

いずれの場合も、たすけあいシステムが行うのは、スケジュールを集計した上で、集計値を記載した明細を発行し、記録することのみです。 会計に関する機能や、チケットの券面を印刷する機能などは含まれません。

これらの精算機能を利用せずとも、スケジュール管理などには一切影響がありません。 実際の決済の方式をよく検討した上で、適宜ご利用ください。

チケット精算の考え方

チケット精算とは、提供者が持ち寄ったチケットを換金する手続きを指します。 たすけあいシステムでは、このような場合には、それらのチケットの取得過程に裏付けを与えるため、当の提供者の活動実績を集計します。 たすけあいシステム上の集計はなんら強制力を持つものではありませんので、集計結果と持ち込まれたチケットの合計とが一致しない場合の対応は、ご利用になる各団体の任意となります。

チケット精算機能を使ってチケット精算明細をシステムに登録しておくと、精算額の集計が行えます。 精算額の集計値はチケット精算一覧の形で印刷することもできます。

なお、チケット精算機能は、随時の持ち込みにも定期的な持ち込みにも対応できるようになっています。 もし一ヶ月単位での定期的な持ち込みを実施なさっているのであれば、自動精算ウィンドウを使って一括での明細発行が可能です。

たすけあい請求とたすけあい精算の考え方

チケット精算が原則として随時の発生を想定しているのに対し、たすけあい請求やたすけあい精算は、毎月の決まった日に発生することを想定した機能です。 これらの機能は、事業所情報ウィンドウで設定した締め日に応じ、一ヶ月単位で明細を作ります。 ただし、このことは必ずしも随時の対応を妨げるものではありません。機能上は随時の発生も取り扱うことができます。

たすけあい処理が最も有効に機能する具体的な精算方式は、サービスの実施現場では一切の謝礼のやりとりをしない場合です。 月末などに締め日を設け、翌月に、利用者に対しては請求明細を、提供者に対しては精算明細を発行する方式において、これらの機能は最も効率的に活用できます。 このような場合、自動請求ウィンドウ自動精算ウィンドウを使って一括での明細発行が可能です。

たすけあい精算機能を使ってたすけあい精算明細をシステムに登録しておくと、精算額の集計が行えます。 精算額の集計値はたすけあい精算一覧の形で印刷することもできます。 たすけあい請求の場合も同様です。