座標ウィンドウに表示される地図は、たすけあいシステムのインストール先フォルダにある RouteMap.bmp という名前のビットマップファイルに格納されています。 以下では、派遣スケジュールにおけるこの地図の使い道や、この地図を自作する場合の注意事項を説明します。
派遣スケジュールでジョブパレットからスケジュールをグラフ上にドラッグすると、RouteMap.bmp がある場合には、次のような地図が表示されます。
黒い線は、ドラッグ中のスケジュールの直下にある提供者の、当日一日分の移動経路を表しています。 赤い線はドラッグ中のスケジュールの辿る移動経路です。 この二つを合成したものを表示し、「(45) 13:45 (90)」という表記によって、時間的余裕の度合いを示しています。 この表記は、「ドラッグ中のスケジュールは 13:45 に出発であり、もしこの提供者の予定に組み込んだなら、出発前には 45 分の猶予、出発してから次のスケジュールの開始時刻に至るまでには 90 分の猶予がある」、という意味です。 ですから、この場合であれば、90 分で全ての赤い線を辿れなければ、次のスケジュールに間に合いません。
全体スケジュールのグラフ上でスケジュールをドラッグすると、次々に地図の表示は更新されます。 その中から、移動距離と猶予時間とがよく見合った提供者を探し出し、そこへドロップすることで、予定を組むことができます。
地図は自作することができます。 適当なサイズのビットマップファイルを作り、たすけあいシステムのインストール先フォルダに、RouteMap.bmp という名前で保存してください。
地図を作る際には、画面解像度の縦横2分の1のサイズにすることを推奨します。 派遣スケジュールでジョブパレットからスケジュールをドラッグする時、地図にカーソルが重なると、地図は表示位置を変えようとします。 もし地図のサイズが縦横2分の1よりも大きいと、このような表示位置変更を行っても、隠れたままで見えない部分が生じます。