JMSのインタフェースは、JMSクライアントの観点から見ると、javax.jms.Connection、javax.jms.Session、javax.jms.MessageConsumer、javax.jms.MessageProducer、javax.jms.Queue、javax.jms.Topicが主なインタフェースでしょう。
これらのインタフェースを使用する上で、各インタフェース毎に、パラメータが必要になります。
そのパラメータは、ある使用意図の元では、固定の値である事の方が多いと言えます。
つまり、アプリケーションからJMSを使用する場合、それらのパラメータは、
アプリケーションの業務要件ではなく、アプリケーションの方式設計から決まる基盤的な要件と言えるでしょう。
NimbusのJMSラップサービスは、これらのパラメータをサービスの属性で設定する事によって、
アプリケーションがパラメータを意識する事なく、定型的にJMSを利用できるようにラップしたものです。
JMS Connectionを取得する簡潔な手段を抽象化したインタフェースがJMSConnectionFactoryです。
JMS Sessionを取得する簡潔な手段を抽象化したインタフェースがJMSSessionFactoryです。
JMS MessageConsumerを取得する簡潔な手段を抽象化したインタフェースがJMSMessageConsumerFactoryです。
JMS MessageProducerを取得する簡潔な手段を抽象化したインタフェースがJMSMessageProducerFactoryです。
このパッケージでは、これらのインタフェースを実装したサービスを提供します。