Nagiosの起動


重要: Nagiosを起動させる前に、適切に設定されていてその設定が正しいかどうか確認してください!

Nagiosの起動方法

Nagios起動の基本的な4つの異なる方法を示します:

  1. 手動でフォアグラウンドプロセスとして起動(最初のテストやデバッグで有用です)
  2. 手動でバックグラウンドプロセスとして起動
  3. 手動でデーモンとして起動
  4. システム起動時に自動起動

それぞれの方法について簡単に説明しましょう・・・

Nagiosを手動でフォアグラウンドプロセスとして起動する

コンフィグスクリプトでデバッグオプションを有効にさせていたら(そしてNagiosを再コンパイルしていたら)、これはテストもしくはデバッグの最初の選択になるでしょう。 Nagiosをシェルプロンプトからフォアグラウンドプロセスとして起動するのは監視や通知のプロセスがどのように働いているか見るもっとも簡単な方法です。Nagiosをテストのためフォアグラウンドで起動するには次のようにコマンドを発行します・・・

/usr/local/nagios/bin/nagios <main_config_file>

コマンドラインでメイン設定ファイル(例:/usr/local/nagios/etc/nagios.cfg)のパス/ファイル名を指定することに注意してください。

Nagiosを止めたいときはいつでも単にCTRL-Cを押すだけで良いです。 もしデバッグオプションが有効なら、出力をファイルにリダイレクトして後から簡単な方法で見ると良いでしょう。

Nagiosを手動でバックグラウンドプロセスとして起動する

Nagiosをバックグラウンドプロセスとして起動するには次のようにアンパサンドをつけてコマンドを発行します。

/usr/local/nagios/bin/nagios <main_config_file> &

コマンドラインでメイン設定ファイル(例:/usr/local/nagios/etc/nagios.cfg)のパス/ファイル名を指定することに注意してください。

Nagiosを手動でデーモンとして起動する

Nagiosをデーモンモードで起動するにはコマンドラインで-dスイッチを以下のようにつけて発行します・・・

/usr/local/nagios/bin/nagios -d <main_config_file>

コマンドラインでメイン設定ファイル(例:/usr/local/nagios/etc/nagios.cfg)のパス/ファイル名を指定することに注意してください。

システム起動時にNagiosを自動起動する

NagiosをテストしてNagiosがクラッシュせずにきちんと稼働することを強く確認した時、システム起動時にNagiosを自動起動させたくなるでしょう。これを行うには(Linuxでは)起動スクリプトを/etc/rc.d/init.d/ディレクトリに作成する必要があります。また同様にNagiosを自動起動させたいランレベルにリンクを張る必要があります。このことは私がどうこういうよりあなたの方がよく知っているでしょう。

サンプルのinitスクリプト(daemon-initと言う名前で)configureスクリプトのあるNagiosディストリビューションのベースディレクトリにあります。そのサンプルスクリプトを/etc/rc.d/init.dディレクトリに 'make install-init'コマンドを使うことでインストールできます。概要はインストレーションを見てください。

サンプルのinitスクリプトはLinux上で動くように書かれていますのでFreeBSDやSolarisなどで稼働したいときはそれをちょっとハッキングしてください・・・

Nagiosの停止と再起動

Nagiosの停止と再起動はについてはこちらを見てください。