カスタムCGIヘッダとフッタ


序文

Nagiosをクライアントとしてカスタムインストールを行っていない場合、CGIの出力に独自のヘッダやフッタをつけたいと思うかも知れません。これは特にエンドユーザ用にサポート連絡先情報などを表示するのに特に便利です。

カスタムヘッダやフッタは表示される前にはなにも処理されない事に注意してください。ファイルに含まれるヘッダやフッタのコンテンツは単純に読み込んでCGIの出力として表示されるだけです。これが意味するのはカスタムヘッダやフッタはウェブブラウザが理解できる形式(HTML,JavaScriptなど)にだけできると言うことです。

カスタムヘッダとフッタファイルが実行可能なら、 ファイルが実行され、出力はユーザに返されます。 そして綺麗なHTMLを出力します。 これを使う事でカスタムデザインCGIからNagiosの表示にデータを入力できます。 これは、rrdtoolからnagios表示枠にddrawとコマンドメニューを使用することでグラフを挿 入するのに使用されました。 実行できるカスタムヘッダとフッタファイルはNagiosのメインCGIと同じようにCGI環境として稼動し、 あなたのファイルがクエリ情報、認証済みユーザ情報などを解析できます。 適切な出力の為に。

どのように働くのでしょう?

NagiosのHTMLディレクトリ(つまり/usr/local/nagios/share/ssi)のssiサブディレクトリに適切なHTMLファイルを置くことでCGIの出力にカスタム・ヘッダーおよびフッタを含むことができます。

カスタムヘッダはCGI出力の<BODY>の直後に挿入されます。同様にカスタムヘッダは<BODY>タグの直前に挿入されます。

2種類のカスタムヘッダとフッタがあります:

どんなカスタムヘッダもフッタも使う必要はありません。もしグローバルヘッダだけ使いたければ使ってください。特定のCGIにカスタムヘッダをつけてグローバルフッタをつけたければ使ってください。実際にやりたいならね。