長老 アステリオス:
この森は、光のエルフが太古の昔から世界樹の庇護の下で森と調和をなして生きてきたところだ。森を保護する結界が張られて、外の世界から隔離された安住の地だった。しかし東の巨大な胞子の海が腐敗の領域を広げる一方で、北の暗い兄弟と南の人間の王国に侮りを受けるようになったため、森の多くの若者は、これ以上森に閉じ込められたまま生きていてはダメになると、外の世界に飛び出すようになった。
時代は変化を要求し、これ以上森の保護だけに頼ることはできなくなった。これから我が種族はもっと広い世界を経験し、何より大陸の覇権を掌握した「ヒューマン」について知らなければならない。このような理由により外の世界で見聞を広げたエルフだけに新しい力を手にする資格が与えられることになった。
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