1.Swingアプリケーション

ファイルやフォルダを選択して、右クリックメニューの「送る」→「filelock」でファイルをロックすることができます。

ダウンロード、インストール

filelock-1.0.0.exe をダウンロードし、実行してください。

ファイルをロックする

インストールすると、エクスプローラの右クリックメニューの「送る」に「filelock」が追加されます。

ファイルやフォルダを選択し、右クリックメニューの「送る」→「filelock」でファイルがロックされます。

ウィンドウを閉じるとfilelockが終了し、ロックが開放されます。

アンインストール

スタートメニューの「filelock」→「Uninstall」、又は「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」からアンインストールすることができます。

その他

ロック対象のファイルが多い場合、起動に時間がかかります。その間はウィンドウが表示されませんが、しばらくお待ちください。

ロックに失敗することがあります。既にロックされていたり、他のプロセスからアクセスできないファイルの場合に失敗します。失敗の原因はどこにも表示されません。

2.コマンドライン・ツール

引数にパスを指定して起動することで、ファイルをロックすることができます。

ダウンロード

filelock-1.0.0.zip をダウンロードし、解凍してください。解答したフォルダに格納されている「filelock-1.0.0.jar」がアプリケーションJarファイルです。

ファイルをロックする

次のようにfilelockを起動します。

java -jar filelock-1.0.0.jar C:\work

次のように表示され、ファイルがロックされます。

ロック C:\work\admin\doc-dependencies.html
ロック C:\work\admin\release-procedures.html
ロック C:\work\apidocs\allclasses-frame.html
ロック C:\work\apidocs\allclasses-noframe.html
ロック C:\work\apidocs\constant-values.html
ロック C:\work\apidocs\deprecated-list.html
ロック C:\work\apidocs\help-doc.html
(中略)

「ENTER」を押すとfilelockが終了し、ロックが開放されます。

その他

ロック対象のファイルが多い場合、起動に時間がかかります。

ロックに失敗することがあります。既にロックされていたり、他のプロセスからアクセスできないファイルの場合に失敗します。失敗の原因はどこにも表示されません。

filelockの起動そのものが失敗する場合があります。例えば、filelockをインストールしたフォルダごとロックしようとした場合に失敗します。この場合、例外のスタックトレースが表示されて終了します。

3.ライブラリ

JavaアプリケーションにJarライブラリとして組み込み使用することができます。

ダウンロード

filelock-1.0.0.zip をダウンロードし、解凍してください。解答したフォルダに格納されている「filelock-1.0.0.jar」がライブラリJarファイルです。

ファイルをロックする

FileLockUtil クラスのコンストラクタにロックするパスを渡すと、ファイルがロックされます。FileLockUtil#close()メソッドを呼び出すと、ロックが開放されます。

String[] paths = new String[]{"C:\\work\\archive", "C:\\work\\temp", "C:\\work\\doc"};
FileLockUtil flu = new FileLockUtil(paths);
try {
    // 何らかの処理。
} finally {
    flu.close();
}

その他

ロック対象のファイルが多い場合、コンストラクタの呼び出しに時間がかかります。その間、処理はブロックされます。

ロックに失敗することがあります。既にロックされていたり、他のプロセスからアクセスできないファイルの場合に失敗します。失敗の原因を取得する方法はありません。

FileLockUtilクラスのインスタンス化が失敗し、例外がスローされる場合があります。例えば、filelock-1.0.0.jarが格納されているフォルダごとロックしようとした場合に失敗します。