Web アクセシビリティ・ガイドラインへの準拠
アクセシビリティ・ガイドライン
aDesigner は、ウェブページが以下の3つのアクセシビリティ・ガイドラインに準拠しているかどうかをチェックすることができます。
アクセシビリティ・ガイドラインを選択する
aDesigner のチェックで使用したいアクセシビリティ・ガイドラインは、以下の手順で選択することができます:
- 「ウィンドウ」 > 「設定」 を選択して 「設定」 パネルを開き、「ACTF > ガイドラインチェッカー メニュー」 を表示する。
- 「ガイドライン」 でアクセシビリティ・ガイドラインを選択する。
- 「評価指標」 で評価指標を選択する。
- 「チェック対象」 で「HTMLファイル(行番号をエラーレポートに追加)を選択すると、アクセシビリティ検証・音声ユーザビリティ視覚化時の
詳細レポート(個別表示)において、検出された問題点が存在している HTML
文書内の行番号が表示されるようになります。また、「ブラウザ内のDOM(行番号なし)」を選択すると
aDesigner は実行時の Document Object Model に基づいて視覚化お
よびアクセシビリティ・チェックを行います(これは一部の JavaScript を利用したページを評価する際に有効です)。
詳細レポートでの作業
詳細レポートの分類表示では、エラーは「問題あり」、「問題の可能性大」、「要判断箇所」、「手動確認」 の4つに分類されます。
これは、aDesigner が自動的に問題を検出したかどうかという基準による分類です。
- 問題あり: 指摘箇所に問題が存在します。
- 問題の可能性大: 指摘箇所に問題が存在する可能性が高い項目です。
- 要判断箇所: 評価すべき箇所をツールが指摘しますが、問題を含むかどうかは人が判断する必要がある項目です。
- 手動確認: ツールでは評価すべき箇所を指摘できない項目です。テスト方法にしたがって問題の有無を判断する必要があります。
詳細レポートの個別表示には、「ウィンドウ」 > 「設定」 」 > 「ガイドラインチェッカー メニュー」 で選択したアクセシビリティ・ガイドラインの欄が表示され、検出された問題点に対応する各ガイドラインの項目が表示されます。
(対応する項目がない場合もあります。)
各ガイドラインで表示される項目は次のとおりです。
- JIS: 等級と番号(例 "A: 7.1.1.1")
- WCAG: レベルと番号(例 "A: 1.1.1")
- Section 508: アルファベット(例 "o")
これらの記号を用いて各ガイドラインを参照することで、問題点の詳細と対処法を知ることができます。
個別のレポートに対応するガイドラインの参照は、以下の方法でも見ることができます:
- 行の上で右クリックして(または Shift+F10 キーを押す)、コンテキストメニューを開く。
- コンテキストメニューから 「達成基準を見る」や「実装方法を見る」 を選択する。
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